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赴く日記

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前世医療法とは前世体験から「リフレーミング」を行うことです

前世医療法とは、アメリカの精神科医ブライアン・L・ワイス博士が1988年に出版した「前世療法」によって広く世界中に広まりました。


これは退行催眠の一種で、催眠状態で前世に戻るように誘導し、前世の人生の中の大事な場面や死の場面を知ることによって、前世の人生がどのような意味・問題を持っていたのか、そしてそれが今生にどういう影響を与えているのかを探っていくものです。

 輪廻転生を繰り返した人生を見ることでさまざまなことに気付くことによって、他の方法や治療では改善しなった症状が回復したというケースが数多く報告されています。

 

ですから、前世療法とは、今生における過去のトラウマが原因ではなく、更に昔のトラウマが現在の自分に悪い影響を与えている場合に用いられるものです。
前世の記憶については、果たして自分が見たものは本当に前世の記憶なのだろうかという疑問もあるでしょう。


それは、前世の記憶の正誤より、前世の記憶とされるイメージから某かのメッセージを受け取るといった捉え方で良いと思います。

 

一つの例として、ワイス博士の「前世療法」の中に、キャサリンという女性の話があります。


彼女は水に対する恐怖症がありましたが、それは幼児期に溺れたというような体験があってそうなった訳ではありませんでした。


彼女の水恐怖症は、前世で溺死したことが原因だったのです。
そして、水は息苦しいという前世の恐怖が今生でも息苦しい思いをした時に呼び覚まされ、それがトラウマ化して段々と水恐怖症という形になっていったのでした。

 

前世療法では、彼女が前世でのトラウマと今生でのトラウマの両方を退行催眠で経験することによって、それらを客観的に見つめ、完全に過去の出来事だと認識し、更にそれに対して「恐怖」という感情を持たなくてよいのだという気持ちにまで持って行きます。


これが「リフレーミング」です。
「額の掛け替え」と訳されますが、トラウマになっている原因を探った後に、それからの解放がなされた状態を言います。

 

ですから、前世療法の中でも、退行催眠で過去の恐怖体験を経験させるだけでは、それは前世療法とは言えません。
単なる前世体験です。


この場合、前世での恐怖体験を思い出しただけですから、今生のトラウマに更に前世のトラウマが重なり、却って症状が悪くなることもあります。

 

前世療法を受ける場合は、リフレーミングを行い、新しいものの見方が出来るようになると同時に前向きに生きていく勇気が出てくるように誘導してくれるセラピストを選ぶことが大切です。