赴く日記

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TBS「生命38億年スペシャル 最新脳科学ミステリー “人間とは何だ…!?”」

ちょうど暇な夜だったので約4時間 見続けましたが、後になって録画しておけばよかった、と後悔しました。繰り返し見て理解を深めたい番組でした。


安住紳一郎さんの司会がハキハキと爽やかだったし、松たか子さんの聡明ながらも時折ぽ~っとしたようなレスポンスも好感が持てました。

 

始まって最初の方の話題は、盲目の人の視野を司る脳の部分が どのように活動しているか、ということでした。恥ずかしながら そして失礼ながら、私はこれまで盲目の方々の その部分の機能は完全に失われて活動することなど無いものだ、と思い込んでいましたが、目からウロコが落ちました。失われるどころか、わたしたちと同様(場合によってはそれ以上に)活発に機能しているのだ、ということを知らされたからです。

 

そして聴覚を頼りにして周囲の環境を「見極め」、障害物などを見事に避けて歩くことが可能ということなど、本当にびっくりすることしきり、でした。アメリカには口笛のような音を自ら発しながら その情報を得て自転車を乗りこなすことの出来る盲目男性が居るということ、日本でも盲目でありながら ゴルフの名手が居るということ。映像でしっかりと見せられると信じられない、でも信じざるを得ない・・・と、驚愕の連続でした。

 

視覚に関する追求は、これ以外にも本当に興味深いことばかりでした。脳波を調べることによって その人が今どういう物を見ているのかというのもわかる、というところまで研究が進んでいるなど。普段普通の人には関わりのない知識が 伝えられて感嘆してしまいます。目で捉えている物の輪郭など、思いのほかハッキリと再現することが出来るのです。そのうち昨夜見ていた夢の内容などを再現することが可能になるのではないか と、昔ならまるでSFの世界でしか語られなかった、それこそ「夢のような話」が現実になる日も近いのではないかと想像出来ます。

 

病の治療のため脳の半分を除去する手術を受けた少女の話題も印象的でした。半分取り去ってしまっても、残りの半分で損なわれた機能を肩代わりするという力が脳にはあるということです。本人が意識するしないに関わらず、人間の脳というものは 途轍もない能力を秘めているのだと知り、鳥肌が立つ思いでした。